
いつもお世話になっているおと工房ぽりま松浦さんの企画で、ヒロシマの原爆詩「母」の影絵紙芝居と合わせ、神奈川県原爆被災者の会・佐藤さんのお話を聞く会が催されました。親子連れの方たちを中心に、いつもは音楽や絵本の朗読を聞きにくる方たちが集まりました。

佐藤さんと奥様も、後ろの席で肩を寄せ合うように影絵を見つめ、原爆でわが子を亡くした大平数子さんの詩に聞き入っていらっしゃいました。

その後、佐藤さんがご自分の被爆体験を静かに語られました。参加したほとんどの方が、被爆者の生のお話を聞くのは初めてだったのではないかと思います。とても貴重なひと時でした。佐藤さん、松浦さんとは、またこのような機会をつくれればという話をしています。
私の住む神奈川県にも、広島、長崎で被爆された方たちはたくさん暮らされているそうです。